日向を歩く猫散歩

埼玉で働く、25歳のタクシードライバーのブログです。タクシーのあんなこと、こんなこと、ローカル的なことまで発信します!

『エンジンオイル』の必要性とは?

エンジンオイル交換 必要性

こんばんは。

前回は車検について解説しましたので、

今回からは「自動車のメンテナンス」について解説します。

初回は【エンジンオイル】についてです。

 

 

 

 

エンジンオイルの役割

自動車のメンテナンスの代表格、「オイル交換」

とりあえずしておけばいいという感じで、

そもそもエンジンオイルが何のために入っているのか

知らない方もいるのではないでしょうか?

 

エンジンオイルは、以下の5つの役割を担っています。

①.潤滑作用

②.密封作用

③.冷却作用

④.洗浄分散作用

⑤.防錆作用

文字で何となくの想像がつくかもしれませんが、

それぞれ役割別に掘り下げて説明します。

 

①.潤滑作用

エンジン内部では、ピストンと呼ばれる部品が

高速で上下運動しています。(エンジンによっては左右の場合もあります)

エンジンもピストンも金属で出来ており、

保護膜も何も無い状態ですと金属同士が擦れてしまいます。

擦れて摩耗してしまえば部品交換が必要になってしまいますし、

擦れている部分ではエネルギーを逃がしてしまっていることになります。

そういった状況を生まないため、エンジンオイルによって

エンジン内部やピストンを保護し、金属摩耗を抑えています。

また、オイルによってピストンの動きが滑らかとなり、

無駄なエネルギーを生むことなく、スムーズに車を走らせるための

動力を生むことが出来ます。

 

②.密封作用

ピストンによって、エンジン内部で生まれたエネルギーを

他部分へと送り込んでいるのですが、エネルギーは「気体」です。

ピストンが上下運動する際、エンジン内部(ピストンリング)と

隙間が生まれてしまうと、大事なエネルギーが逃げてしまうのです。

そうならないように、エンジンオイルによってその隙間を出来る限り塞いでいます。

 

③.冷却作用

エンジンは稼働中、相当な熱を持ちます。

そのまま熱によって壊れてしまうのが「オーバーヒート」です。

そうならないように、いくつかエンジンを冷やす仕組みがあるのですが、

エンジンオイルもその役割を担っています。

エンジンオイルがエンジンの熱を吸収し、温度低下を助けます。

 

④.洗浄分散作用

エンジン内部は相当な熱を持ちますので、少しずつですが

内部表面にオイルが焼き付いてしまったりします。

それ以外にも、様々な理由でエンジン内部には汚れが溜まっていきます。

そういった汚れをエンジンオイルが取り込み、内部をキレイに保ちます。

また、取り込んだ汚れはオイル交換の際に一緒に排出されます。

オイル交換の際、真っ黒になったオイルを見たことは無いですか?

あの色の原因の1つが、この取り込んだ汚れです。

 

⑤.防錆作用

エンジン内部には、ガソリンやケミカル用品、車両の保管状況などにより

水や酸が発生し、いずれそれらは錆や腐食の原因となります。

そういった変化からエンジンを守るのも、エンジンオイルの役割です。

 

エンジンは「心臓」・オイルは「血液」

上記のように、エンジンオイルは様々な役割を果たしています。

自動車の心臓と言えるエンジン、その中を循環するオイルは血液のような存在です。

私たちにとって血液はかなり大事ですよね?

つまり、自動車にとってオイルはそれだけ大事な存在ということです。

ちゃんと役割を理解した上で、定期的な交換を心がけてくださいね。