日向を歩く猫散歩

埼玉で働く、25歳のタクシードライバーのブログです。タクシーのあんなこと、こんなこと、ローカル的なことまで発信します!

タクシーの素朴な疑問にお答えします! Vol.04「この前より料金高くない?」

タクシー スリップ制

 

こんばんは、疲れて12時間寝てしまったちゃるまです。

仕事から朝帰ってきて、寝て起きたら真っ暗でした...。

1日損した気分です。それだけ疲れていたということなのかな。

 

さてさて今回は、「お客さんよりいただいた疑問シリーズ」第4弾。

お題は「料金が前回より高い」です。

今回の内容については、タクシーの料金制度を説明する必要がありますね。

(料金設定の話については、あくまで自分の営業エリアである埼玉の設定です)

 

A1.タクシーの料金は、【時間距離併用制】です。

道を間違え遠回りしてしまえば、当たり前ですが料金は上がります。

具体的には、『301mにつき90円』です。

これが制度の「距離」に当たる部分です。

 

しかし、こんな経験ってありませんか?

「信号待ちしてたら、動いてないのに料金上がった...」

それは制度の「時間」に当たる部分が理由です。

『時速10km以下での走行時、1分50秒ごとに90円』というものです。

 

タクシーの料金は、これらを組み合わせた【時間距離併用制】となっています。

なので、信号待ちや踏切待ち、渋滞などで料金が上がってしまうことが考えられます。

 

 

A2.迎車時は【1kmスリップ制】です。

タクシーの利用方法として、乗り場から乗る以外に呼ぶパターンがありますよね。

呼ばれた場所へ向かう際「迎車」という表示を出して行くわけですが、

この状況時にも覚えておくべき制度があります。

それが、【1kmスリップ制】です。

 

埼玉のタクシーは、『初乗り2kmまで730円』です。

ですが、迎車状態から乗車した際、早い段階からメーターが動き出すことがあります。

迎車依頼を受けた際、指定箇所に1番近い車両が配車されます。

しかし、毎回同じ場所から迎えに向かうわけではありません。

運よく数メートル付近の場合もあれば、数キロ先まで迎えに行く場合もあります。

ここで適用されるのが【1kmスリップ制】です。

 

具体的な数字にて例を出し説明します。

『例1 0.5km迎えに走った場合』お迎え箇所から1.5km走行後、メーターが動き出します。

『例2 1.0km迎えに走った場合』お迎え箇所から1.0km走行後、メーターが動き出します。

『例3 1.5km迎えに走った場合』お迎え箇所から1.0km走行後、メーターが動き出します。

 

つまり、迎車距離が初乗り距離に含まれますが、どんなに遠くから迎えに来た場合でも

初乗り料金にて1kmの走行は約束されているということになります。

「迎車料金はいただかない」という会社が結構ありますが、

その場合は基本的にこの制度を導入しているということだと思います。

シンプルに、迎車料金を別途設けている会社もあります。

(他県や都内では、料金や距離の設定が異なります)

この制度により、毎回料金が異なってくることが考えられます。

 

 

今回のまとめ

タクシーの料金設定は、複数の制度が重なった上に設定されています。

その為、いくつかの要因により毎回料金が変わってしまうことが考えられます。

なかなか難しい部分ですが、一般の方々にも知っていただきたい部分ですね。

(重ねて注意ですが、料金設定の話についてはあくまで自分の営業エリアである埼玉の設定です)

 

【前号はこちら】